「嶋田さん、また遊びに連れて行って下さいねッッ!」
「うん、またね。」
隣に私がいるのわかってて言ってるのかな?
ねぇ、そこのあなたッッ!
嶋田さんは私の彼なんだけどッッ!!
もてるって知ってたよ?
つき合いがいいのも…
優しいから断れないのも…
知ってたし、気にしないようにしてたけど
正直、限界――…。
今、目の前で愛想を振りまいて女の子に囲まれているのは私の彼だよね?
隣にいたのは私だったよね?
多勢に無勢。
弾き飛ばされるのはいつも私。
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