「何をする気だ」
「いい加減、信用したらどうなんだ」
警戒する二人にベリルは大きく溜息を吐き出した。
「簡単に信用できるものか」
いくら大切なものとはいえ、たかが髪飾りでそこまでの警戒はなんなのかと呆れてしまう。
「壊しはしない」
それでも睨みつけるアレウスからミレアに視線を移す。少女は躊躇いつつも髪飾りを外し、ベリルに手渡した。
それほど大きくも重くもなく、鈍い黄金色にツタの彫刻が施された見事なもので赤い髪にとてもよく似合っている。
どこにも異常はなさそうだが、しばらく眺めていたベリルが少し手を動かすと、髪飾りは軽い音を立てて幾つかの部品に分かれた。
「あ──」
「貴様!? なんてことを」
掴みかかろうとしたアレウスはふと、ベリルが髪飾りの中から手に取った物に眉を寄せた。
「いい加減、信用したらどうなんだ」
警戒する二人にベリルは大きく溜息を吐き出した。
「簡単に信用できるものか」
いくら大切なものとはいえ、たかが髪飾りでそこまでの警戒はなんなのかと呆れてしまう。
「壊しはしない」
それでも睨みつけるアレウスからミレアに視線を移す。少女は躊躇いつつも髪飾りを外し、ベリルに手渡した。
それほど大きくも重くもなく、鈍い黄金色にツタの彫刻が施された見事なもので赤い髪にとてもよく似合っている。
どこにも異常はなさそうだが、しばらく眺めていたベリルが少し手を動かすと、髪飾りは軽い音を立てて幾つかの部品に分かれた。
「あ──」
「貴様!? なんてことを」
掴みかかろうとしたアレウスはふと、ベリルが髪飾りの中から手に取った物に眉を寄せた。



