Marvelous mercenary-マーヴェラス・マーセナリィ-

「規模はどれくらいだと思う」

「さほど大きくはないと推測している」

 ジェイクの問いかけに答えて話を続けた。

「モニタールームの制圧を優先する。そこから細かな指示を頼む。制圧はジェイクに任せて、私とアレウスでミレアの捜索を行う」

「二人だけで大丈夫か?」

「問題ない」

 こちらの戦力を考えれば、捜索しつつの制圧は難しい。

 従って、仲間たちに基地の制圧を任せ、アレウスとベリルの二人だけでミレアの捜索を行うという判断に至った。

「チームを三つに分ける」

 続けようとしたそのとき、

「敵か!?」

 黒い影が足下を過ぎり、見上げたジェイクが声を張り上げる。

 一同が上空に目をやると、数機の高速輸送機が旋回しパラシュートが開いていく様子が視界に捉えられた。