──ふと、ベリルは呼ばれた気がして遙か東の空を見やった。
「どうした?」
「いや」
ジェイクになんでもないと応えミレアの言った、つながりという言葉を思い起こす。
それが本当ならば私とミレアのあいだにも、つながりというものが出来ているのだろうか。
距離に関係なく会話出来るのなら、励ます事も出来ただろうに。
しばらくして大型輸送機が到着し、ベリルは皆を集めて事前のおおまかな作戦の説明を始めた。
「こちらの戦力は最低数だ。規模から想定すると敵の数は、およそ六十から七十」
それに何人か口笛を鳴らす。
ベリルは全員が聞き取れた事を確認し、衛星から撮影された映像を引き延ばした写真を差した。何もないように思われる画像だが、その地面にはうっすらと線が見える。
「施設は地下にある。入り口は最低でも四ヶ所だろう」



