「じゃぁさっ、俺と付き合わね??」

「いやいや、俺にしとけっつーの♪」

なにこいつ等…。
気持ち悪いっての。

「結構です。」

あたしはバカな男子共から抜け出し、
自分の席に座った。

「はぁー…。」

「響子もため息つくことあるんだ。」

「なによっ、文句ある?」

「別に。」

こいつは幼なじみの木ノ下 京太(キノシタ キョウタ)。
小学校から高校までずっと同じクラス。
おまけに家も隣。

髪はハチミツ色に染めていて、
身長もかなり高い。
しかもかなりモテル。