ワケ分かんない。 何で……。 「なーに俺に見惚れてんだよっ(笑)♪」 ツンっとあたしの頭を突く翼。 その顔は、睫毛の長さが長いせいか綺麗に笑っているように見えて……。 「み、見惚れてなんてないしっ! この自意識過剰男っ」 あたしはキッと睨んで、リビングに足を向けた。 後ろでアハハと笑う翼の笑い声が聞こえた。 「何よ。単なる従兄じゃない。」 何を……。 「何、赤くなってんのよ……。」 あたしは自分の鏡を睨み付けた。