きっと、あの夢は私の記憶と心の中に残したキズ。 一生、癒えるコトの無い痛み。 「…早く、消えると良いな。」 14歳になった今でも、忘れるコトは出来ない孤独の日々。 ベッドに腰掛けたまま、あの時の記憶を駆け巡らせる。 学校に行かなきゃ。 それは分かっている。 だけど、その夢を見るたびに不快な朝を迎えるのだった。