バタン。 部屋に戻り、カレンダーを見た。 今日は水曜日。 行くのは今週の金曜。 三連休に入るから、向こうに泊まっていくらしい。 溜め息と共に、その場に座り込む。 複雑すぎる気持ちに、何も答えなんて無くて。 それが、余計に自分を虚しくさせる。 「行きたくない。」 正直、それが本音だった。