あんな、冷たい感情を宿した瞳に本物の笑顔など浮かべるコトなど出来やしない。 「……はぁ、はぁ。」 何分くらい走ったのだろう、時間の感覚さえ分からない程、夜道を走った。 結局行き着いたのは、あたしと真衣が再会した場所。 学校へ着いた。 夜の学校は誰も居なくて、シンッとする。 あたしは校門の隙間から、中庭を見る。 「……ぃた。」 中庭のベンチで、ポツンと一人佇む人影。 顔は見えはしないが、それが真衣だと確信する。 あたしは、裏へ回って敷地内に入り中庭へと近づいた。