ただ、手が震える。 ただ、顔を見て覚えてる…… …百瀬真衣という、"双子の妹"を……。 「……由美ちゃん?」 あたしと似た顔をした、百瀬真衣が、あたしを覗き込む。 すると、 「…えっ??」 横に座っていた鈴恵が小さく声を上げた。 鈴恵の居る位置から、百瀬真衣の顔がさっきより近くに見えたのだろう。 あたしに似ている百瀬真衣の顔を見て驚いたとしか言い様もなく。 キーンコーン………… タイミング良く鳴り響く鐘の音。