後から痛みだした心は、泣いている。 「ホント。だから人生って楽しいのかもしれないしな。」 「でも、あたしは後悔はしてないよ。」 翼が座るベンチの横に、あたしも腰掛けて、肩を並べた。 「…俺だって、後悔はしてないさ。」 "後悔"するコトさえ許されない、あたし達は、そんなとこまで来てたのかもしれない。 だから、今を幸せに生きるコトをしてる。 家族を失う。 それが代償でも、あたし達は一緒に生きなきゃいけない"運命(サダメ)"にあったんだと思う。