「翼となら、どこでも良いよ♪」 「可愛いこと言って〜。 俺に襲われたいの?」 「…はぃ?」 思いっきり、あたしの長い髪をクシャクシャにして笑った。 「…まぁ、帰ったら襲ってやろう。」 「誰も、そんなことっ………んっ………」 翼からのキスは、いつも突然で……甘い。 「…言い訳するヤツには、お仕置きです(笑)。」 「……バカ。」 「……可愛い(笑)。」 そう拗ねたあたしに、チュッと軽くおでこにキスをする。 「ほら、行くぞ?」