『lua』と呼ばれた教会は、ジュエリーの店から、そう遠くない場所に位置していた。 …その教会は、今でも使われる結婚式場だった。 しかし、驚いたものだ。 まさか、明梨さんがあの店で働いていたなんて。 そして、翼は本当に教会に居るのか……。 あたしをガッカリさせる為のハッタリだったら?? 単純な本能と、感情で足が動いてしまったが……。 一体、ホントなのだろうか? 「…ハァ……つ、着いた。」 あたしの目の前に広がる、綺麗に手入れされた教会。