…ガッ……!!!… 「…ってぇ。」 え……?? 誰かを殴るような音は聞こえた。 そして、呻く声。 でも、その2つはあたしのものでは無かった。 「…っ!誰だよ、てめぇ!!」 と、健太が声を荒げる相手。 もう目は開いてたのに、その相手を見て驚くだけに、一言も言葉なんて発せなかった。 「てめぇこそ、誰だよ。」 声を低くして、睨み付ける。 「は??……な、んで……翼が…………。」 そこには、口元を押えた翼が居て… 開いた口が塞がらないという言葉を、初めて実感した瞬間だった………。