でも理由はどうあれ、会いたいと思ってくれただけ嬉しい。 それが、例え嘘だとしても……。 『じゃあ、さっきと同じ。 嫌いな人に会いたいとか思わないよ。』 これしか無い。 「お姉ちゃん、まだ起きてるの?」 真子が布団に潜りながら、あたしを見る。 「うん、まだ。」 「なら、寝る時に電気消してね?」 「はい〜。」 おやすみと言ってから、3分くらいで寝始めた真子。 「…は、早……。」 と、真子を見て笑った。 ……〜♪♪〜♪