一応、自分の母親でありながら、勝手の良い人間だなぁと思ったのだった………。 ―…… 結局、一泊二日のクリスマス会を開くコトになった。 あたしが行きたいんじゃなくて、真子が行きたがってる。 「そんな嬉しい?」 そこまで興味無さそうに、それとなく真子に聞いてみた。 「何が?」 「だから、お母さん家行けるのが。」 あぁ、と頷き… 「…どっちでも良いんじゃない?」 「…」 この真子の適当さ、あたしに似たかな…。