「ふ〜ん。何かあったんじゃないの?」 「ん〜、よく分かんないんだけどさ…。」 そのメールを送ったあと、翼からのメールは…… 『や、何でもない。 明日学校なら、もう寝たら?』 あたしには、その文がムカついて『何で?』って送っちゃったワケ。 そしたら、『何でもねぇから。』 ちょっと怒り口調で返ってきた。 「で、軽く言い合いになっちゃって……。」 「ほ〜。」 鈴恵は空を見ながら、呟く。 「…心配、されたく無かったんじゃない?」