「じゃあ、そろそろ帰ろうか。」 お姉さん夫婦の旦那さんが立ち上がって言った。 もう帰るのかぁ。 「また、遊ぼうね?」 流ちゃんにそう言ったのは真子だった。 そういやぁ、流ちゃんに沢山遊んでもらってたのは真子だったね。 心汰くんも、小さいながらも「ありがとう」と言っていた。 ―…… レジを済ませているのは、流ちゃん。 あとの皆は、外に出ていく。 あたしは、皆が出ていくドアをずっと開けていた。 それを待ってくれてたのは、勿論、翼。