コツ、コツと教室までの足音を響かせながら、朝から不愉快な目覚め方をしてしまい不機嫌。 しかも、珍しく声を掛けてきた健太。 「あ〜、朝からイライラするっ!!」 私は小声で怒りを表わにする。 まぁ、何やかんやしてたら教室に着いたわけで。 ―……ガラ。 「ぉ〜、由美ォハ〜♪ 今日も彼氏に送ってもらって〜いいなぁ。」 真っ先に聞こえた声は、小学生からの幼なじみであり親友の鈴恵。