「すんませ〜ん……。」



「あのすんませ〜ん!!」



「平尾ですけど〜!!すんませ〜ん!!!」



「何や。」



「!!!!!!」



(おおおおおったんかい!!!)



本田君はソファーに寝転びながらピノを片手にマンガを読んどった。



「あっ……平尾です。来ましたよ……お願いします。」



「おぉ〜ほんまに来たんか。」



「はい?」



「今ちょっとおやっさんも姐さんもおらんけどな、また紹介するわ。しっかり働けよ。ちょっとついて来い。」



「は……はい!!」



本田君はそう言ってわしを家から連れ出し、近くのプレハブへと案内した。