「原田と平尾はちょっと話あるから、後で本宅の居間においで!!今おばぁちゃん寝てやるから静かに入っておいでや!!」



そう言い残して姐さんは事務所を出て行った。



わしと原田の兄貴は顔を合わせ、目だけで会話をする。



【おい…嫌な予感やな……】



【楽しい事やないのは確かですね……】



【とりあえず行ってみるか。】



【ですね……。】





お互いうなずき合うと、渋々本宅に向かった。