ピンポーン…


ピンポーン…



「ん?」



ピンポーン…

ピンポンピンポンピンポーン!!



返事すらない。



わはドアを少し開け、声をかけてみる事にした。



ドアをガラガラと開けるとそこには馬鹿でかいトラの置物。その横には額縁に入った組の代紋が飾ってあった。



(う〜わ本物やんけ!!!こぉ〜わっ!!!!!)



代紋というものを初めて目の当たりにし、内心ビビりながらもわしは声をかけてみた。