てのひら。



しばらくたって、担任教師が部屋に入ってきたので、おおまかに、時折声を詰まらせながら私は話した。



『あいつらまた何でそんなこと…』


『先生どうしましょうか』

『とりあえず、向こうはミヅキとセイナが落ち着かせてるからいいとして…。亜里沙、大丈夫か?』


その問いかけに、私は小さく頷いた。


結局その日は、この件は一時保留となった。それもそうだ、旅行先で解決できるような話では到底ないのだから。



この夜、布団を頭からかぶって、私は泣いた。