そして精神的にも体力的にもキツさを感じてきた 「あげは…。あんた本当に大丈夫?」 「大丈夫だよ。こんなのすぐ終わるだろうし。」 「でも……せめて恭くんには教えたほうが……。」 「ダメだよ…。だってイタズラの落書きとかに『別れろ』って書いてあったんだよ。そんなこと書いてあるなんて恭に好意がある人しかあり得ないよ……。」 「で…でも…!!」 「こんなこと恭に言ったらきっと恭は責任感じちゃう。……だから言わないの………。」