「りょ、涼」

顔を洗っていた涼は濡れたままこっちを向いた。

「来てくれたんだ」

「ま…まぁ」

涼はタオルで顔を拭いた。

「どうだった?」

「良かった」

全体がね

「後で話したいことがあるから体育館に残ってて。今話したいところだがもうすぐで休憩終わっちゃうから」

「わ、分かった」

なんだろう…