月読の姫宮

ファンタジー

海瀬シェラ/著
月読の姫宮
作品番号
334527
最終更新
2010/02/12
総文字数
2,038
ページ数
8ページ
ステータス
未完結
PV数
315
いいね数
0
 
時は平安時代


「愛しい我が姫。」

そう言って私を愛でた母


「死ぬまで生きよ!」

泣きながら叫んだ義父


「幸せに……。」

私を想って死んだ義姉


「生き行く道は違えども…。」

私を愛した実姉


「そなたは我が皇女だ。」

辛そうな顔をした実父


「月読の姫…。」

切なげに私の名を呼ぶ
二人の男



我、ここに生と刻む


我ここに、生きたことを刻む


我は罪深き子

全てはこの名に託されん

我が名は

「月読の姫。」



※皆様に理解していただきやすいように、言葉や物の名前などは現代風にしております。

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