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「ふぁ~ぁ……眠い……」



おもいっきり寝不足。


それでも何とかAM8:00には起き上がった。



会えないならせめて流川の夢を見れますように。


何度も何度も目が覚めて、そのたびにココロの中でお願いしたけれど、サンタからのプレゼントは何にもなかった。



「……カエル探しがんばろっと」



がっちり着こんでモコモコになったカラダをソファに沈めて、


昨日の残りのケーキにフォークを突き刺す。



「しかし……なかなか減らないな、これ」



7号のケーキなんて買ってきちゃったから、食べても食べても減らない。


しかも真ん中から食べちゃってるから、誰かにおすそわけすることもできないし。


ケーキの原型がないし。


ぐちゃぐちゃになってるし。



「流川がいたら、絶対怒られてるよね。汚ねー食い方すんなとかって」



ふふっと笑って、しゅんとなる。


なんか、そんな繰り返し。昨日から。



「あー、もうっ! 気合いだ、気合い!」



口の周りのクリームをぬぐって立ち上がった私は、


ブーツに足を入れて、2回目のカエル探しに出た。