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「ど……どうしよう……」




流川の部屋に戻ってきて。


あったかいはずのバスルームにいるのに、私はガチガチに固まっていた。



まるでさっきのオネエマン状態。



流川の部屋に来て4日目。


ようやく……


流川と朝まで2人きりでいれる夜。



「鼻の頭真っ赤だぞ、早く風呂に入ってこい。

お前が風邪ひいたらオレに移るだろ」


「はいはい」


「間違ってもガムテープなんて貼り付けるなよ、ドアに」


「はいはいはい」



適当に返事して脱衣所で服を脱いだ私だったけれど。



「そ、そうだ。流川と2人なんだよね今夜。

ということは……も、もしかして……」



気づいたらバカみたいに意識しちゃって。



もう、1時間以上も湯船につかってる状態。


指、ふにゃふにゃ。