「ねぇ,奈緒さぁ~今お釣りちゃんともらった(´∀`)?」

「え?お釣り(p・ω・)??」

「やっぱりねぇ~,アンタさっき300円出したやろ?市民プ-ルからココまで250円だよ(*´Д`)=з」

「げぇ,またお母さんに怒られる!亜美,気付いとったなら言ってよ~o(*><)o!!」

「ゴメン,もしかして~って思っただけゃったもん。σ(^-^;)」


小3の夏休み。
アタシと亜美は水泳が苦手で,半分強制みたいな感じでプ-ルに通わされていた。

家からバスで20分程度の距離。

バスを降りたら亜美の家はすぐ側で,うちはそこから5分くらいだった。

途中には,私達の通う小学校がある。

そこからは,子供2人がやっと並んで歩けるくらいの細い道。

髪は濡れ,風がそれを乾かそうとする。

真夏の暑さの中,それが心地よかった。


「じゃぁまた明日ね~。o(*^▽^*)o~♪」

「うん,バイバァイ(>∀<*)/~」



昨日も今日も楽しくて,明日もきっと楽しい日。


そう,思ってた。