[短編]あなた



いつ見ても

あなたは私の隣


授業中も

お弁当の時も

ずっとあなたは私の視界にいる



同じ班だからか

あなたは前みたいに

私に話し掛けてきてくれた


日に日に

距離が縮まるような気がして

嬉しかった


諦めたのにね



もう一度頑張ろう

って思えたよ。