永遠の愛を君に────…sweetーtime

「コレは?」


「私からのクリスマスプレゼントです。今のお二人は心にハートを閉じ込めています。このケーキのように、お互いに気持ちを話して理解し合えると、綺麗なハートが見えてくると思いますよ」


「ありがとうございます」


女性は嬉しそうに頭を下げる


私はカウンターの奥に入り、二人から姿が見えないようにした


ひとつのケーキを二人で食べている


「美味しいね」


「そうだな」


「あんな親だけど…また、会ってくれる?」