松本卓…31歳永眠─────…




通夜、葬儀は慌ただしく過ぎていった




私は小さくなった卓と一緒にお姉ちゃんに支えられて家に帰った



卓と暮らした部屋…



卓のいない部屋…



小さな白い箱



笑っている卓の遺影…



嫌でもその現実を受け入れなければならなかった



私は意識がなくなり、深い眠りに落ちていった