コーヒーのいい香りで目が覚めた


「おはよう」


「コーヒー?珍しいね」


「たまにはいいだろ?」


「うん…美味しい」


私は卓の入れてくれたコーヒーを少しずつ飲んだ


「俺、朝一で病院行ってくるからさ〜仕事頑張れよ」


「う…ん」


「じゃあ…行ってくる…」


そう言って私に軽くキス


「卓!一緒に行く!」


「どうした?」


「だって…卓が…もう帰って来ない…感じがして…」


私は泣きそうだった