永遠の愛を君に────…sweetーtime

「コートのポケットからピアス見つけた時、どんな気持ちでした?」


「あなた………」


私は気付いた


もしかして全部この子の仕掛けた事?


わざと?なぜ?


私は苛立ちを覚えた。握り締めた手のひらに、爪が食い込む


その痛みと共に、小林を可哀想だと思った


「私達は高校の時から…ううん…中学の時から知ってるの。お互いを必要としてるから一緒にいるのよ。結婚って信頼で成り立ってるの」


「好きなら何したっていいじゃないですか!」


小林は感情的になる