「あんた、卓のこと好きなの?」


私は小さく頷いた


「キスは?」


私は首を横に振った


美樹の顔が少しホッとしたような感じだった


「卓は中学の時から特定の彼女は作らなかったんだよな〜高校に入るなりすぐにあんたと付き合い始めたなんて、信じられないんだけど!」


「………」


そんなの知らないよ…


「とにかくそういうことだから!卓と別れなよ!」


そういうことだからって言われても、卓と別れるなんて…


出来ないよ…


大好きなんだから