その頃、泉はお風呂だったので、電話とメールには気付くはずがなかった


「電話出なかった…また後でしてみるよ。多分風呂だろうからな」


「そうか…ま、明日から自宅にいるワケだけど、3ヶ月したら復帰は?」


「それも悩み中だよ」


水割りをおかわりする


「やっぱり?」


「ああ…生徒が疑ってるし、親達も嫌だろう?」


「だよな…じゃあ…」


「辞職も考えて、嫁さんに話すわ…」


「頑張れよ!」


「おう…お前もな…」


「もう帰るのか?」


「そうだな…そうするよ」


俺はおかわりした水割りを一気に飲み干した