雪乃は俺が死んで毎日のように泣いていた。 葬式の日は泣かなかったから、ずっと泣かないのかな、て思ってたら、次の日バスケットリンクのある公園――待ち合わせした場所で泣き叫んだ。 『由季ちゃんっ…!』 て雪乃が名前を呼ぶたびに、胸が苦しかった。 ズタズタに切り裂かれたみたいだった。 その場に駆け寄って抱きしめてやりたかった。 「だいじょうぶ。俺は雪乃を見てるから。だから、幸せになって。」て囁いてあげたかった。 自分の葬式の日、雪乃に伝えた言葉は聞こえたかな? 《雪乃の願い、叶えるよ?》