―「玉木!」


えっ…こ、この声は…!


「澤田くん!」


「ちょうど良かった。このプリント先生が渡しとけってさ(にこっ)」


な、なんちゅう王子スマイル…!

射ぬかれた…。


「あ、ありがとう」


「じゃあなっ(にこっ)」


澤田くんは、颯爽と元きた道を戻っていった。