しかしひょっこりくんは、またもや私の期待を上手いこと裏切ってくれたのだ。 「僕はただの通りすがりです」 何回も言ってるでしょうが、ったく。的な顔をしてヤツは言った。 あー…。 何か、もう何でもいいや……。 宇宙人でも、エイリアンでも、ひょっこり星人でも……。