足から 腕から 肩から いや全身から 小さな無数の光が天に向かって舞い上がる 俺の細胞の一つ一つが光となって空に消える ああ、温かい・・・・・・・・・・ 『梶原く・・・ん・・・・・・なに・この光は・・・・』 『時が来たんだよ』 『時?』 『そう、天国に行く時がきた』 『えっ?!天国?!か・・・じわら・・くん?・・・・・薄くなってくよ』 『そうだね・・・・・・このまま消えて天国に行くんだよ』