(もう持っているなら、なんでシール集めてたの…?)
そんな私の疑問に答えるように彼は言った
「 最初に貰ったシールで、ちょうど20点集まったんだ。
…けど、次の日もわざえわざ俺にシールくれただろ?
もう集まったって言い出しにくくてさ…
でも、言い出しにくかったのは最初だけで、いつの間にか言いたくなくなってたんだ…。」
「 え…っ?」
それって、
どういう意味…?
「 …つまり、
お前と話すきっかけが欲しくなってた。」
そう言った後に、彼は格好悪くてごめんと呟いた。
私は慌てて首を振った
格好悪くなんてない。私だって同じ気持ちだった…
そんな私の反応を見て、彼は少し安堵したように笑みを零した…
…そして、
「 もし、迷惑じゃなかったら、俺と付き合わない?」
私の返事なんてもう決まっていた。
気持ちを伝えると、彼はあの優しい笑みを浮かべた…。
私と彼
初めてのお揃いは、
ネコのカップ
fin

