LOVE×LOVE

~杏瑠side~


もう何日も何日も希空に会っていない…


どうしてるだろう??


でもいまのあたしじゃ無理だよね…


「コンコン」


お母さんだ

『入っていいよ』


なんの話だろう?


「あのね杏瑠しっかり聞きなさい…これ以外あなた達のことはなんにも言わないだけどこれだけは言わして…」


『うん…』

なんだろう??

「これはね希空クンはもう知ってるの。」



えっ希空がしってる??


何のこと??


「実はねお父さんは杏瑠と希空クンが付き合ってたの知ってたの」


…知ってた??


でもなんにもいわなかったよ

「お父さんが何も言わなかったのはカナダから帰ってきて未来ちゃんしか友達いなかったじゃない??でも高校で希空クンに会って杏瑠が毎日楽しそうに帰ってくるの見てお父さんは何にも言わなかった…」


そうだったんだ


ありがと

…お父さん


また涙がでた


「だからねあなた達はお父さんにももう認められているの」


認めてくれてる??


「杏瑠は希空クンのお嫁さんになれば幸せになるだろうなって笑顔で話してたの」



嘘!?!?


お父さんが??


「それだけよ…」


そういってお母さんは


あたしの部屋をでた