「はぁ…何でこんなことになってんだか…」



一人屋上でつぶやく。



「なんでだろうね…??」







???



隣に誰か…いる??



恐る恐る横を向くとそこには、パーフェクトボーイの姿が。



「な、な、な、な、なんでいるんですか!?」



「いやぁ、一人で真っ赤な顔してココに来るとこみたからさ。」



「…そうですか…」



「竜と何かあったんだろうと思って、気になって。」



優しく微笑むパーフェクトボーイは、王子様そのものだった。



「優しいんですね。美形だ…いや、竜君と違って。」



「まぁね、俺と竜は育ちが違うから。」




育ちが違う??



どうゆうこと??




「それって…どういう意味ですか??」



「心ちゃんにもわかんないか…」



???