【蒼】



あれから数週間が過ぎた


私はベットから起き上がることすらできなくなっていた



「蒼...」

声のした方へ目線を向ける
そこには愛しい朔矢の姿があった

「朔也.


大好きだよ
私のこと愛してる?」



「急に何言ってんだよっ

俺だって大好きだ
むしろ愛してる


当たり前だろ」



多分これが最後

私が朔也に思いを伝える最後の時間