惚れ薬2〜彼と甘い薬〜

「私、ミルクティーも好きだなぁ」

「マジ!?」

パァッと光を浴びたような、笑顔に変わった。

まるで、百面相だ。

「先輩、ハンカチ貸して?………はい!」

「ありがと」

自分の持っていたティッシュで飲み口を拭き、プルタブを引くと、私のハンカチで缶を包んでくれた。

「熱いから、気をつけてね。俺の気持ちに比べたら、全っっ然ヌルイけど」


彼は、私のお気に入りの笑顔で、言った。