惚れ薬2〜彼と甘い薬〜

「先輩、時間ある?」

笑顔になった彼は、私が頷くのを見て、駆け出した。

少し先にある、自動販売機。

追い付くと、彼は悲しげに言った。

「ココアがない〜」

売り切れの赤い文字が光ってる。

思わず笑ってしまうと、彼は頬を膨らませた。

「笑いごとじゃないよ!薬が切れるよ〜」


彼の惚れ薬の効果は、一週間みたい。