「……マッチ棒、のる?」

「はぁぁ!!?」

ホイッスルに彼女の視線がコートに戻った。

ゴールを決めてブイサインを向けてきた彼に、自然と笑顔になった。

「やったね!悟!」

大きく手を振る、あの子。

……帰ろ。

ゲームは、彼のチームが優勢だし。




なんか……

モヤモヤするから、ね?