水曜日の放課後。

バスケ部の練習を見学。

いつの間にかの習慣。

水曜日は、少しだけ早く部活が終わるんだ。

「お待たせしました」

部室から一番に出てくる。
ほんのり染まるほっぺにドキドキしたり、しなかったり…

「…お疲れ様です」

暗くなった道を、彼が車道側になって歩きだす。