「待ってよ。それが、私かどうか、わからないでしょ」

「結菜しかいないでしょ」

声が合ってるせいで、大きくて…

「……声が大きいよ」

うつ向き加減で、ウィンナーを頬張る。

そんなニヤニヤされたって、彼は後輩。



彼氏じゃないの。



今のところ……は。