――コンコン・・・・・・




案の定。

部屋の電気をけしたとたん。




里亜が、ベランダから窓をたたいた。




危ないって、言ってんのに・・・・・・

でも、まさか

親公認で、堂々と俺の部屋に来れるほど



俺たちは、子どもじゃない。




「一緒に、ねて?」



里亜が自分の枕を抱きかかえながら、言った。




またその大きな目で言う。




「はあ〜、床で寝ろよ?」




お決まりになってしまった。




俺の返事。




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